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中本聡文、石田博『テイスティングは脳でする』

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ワインのテイスティングについての標準的な本らしい。ソムリエを目指す人が対象読者。外観の見方、第一印象から第1~3アロマの分析法、味わいの分析、酸味・渋み・余韻の分析をしている。フォームに沿って、視覚・味覚・嗅覚・触覚の情報をいかに論理的に整理して表現するかが強調されている。


実際の分析例はなぜか白ワインが多い。オブザーバーのコメントが挙げられて論評されるが、より好ましい、修正したコメントがあるとよかった。産地、品種、醸造法などについては本書では詳しく解説しない。醸造法の知識をどこかで拾ってこないと。

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坂間 毅 (Sakama Tsuyoshi)

Author:坂間 毅 (Sakama Tsuyoshi)
コンサルティングファームに所属。数学の哲学を専攻して研究者を目指し、20代のほとんどを大学院で長々と過ごす。しかし博士号は取らず進路変更。以降IT業界に住んでいる。

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